※3 科挙の首席を状元、二位を榜眼、三位を探花と呼ぶことが 定着したのは明代(1368〜1644)以降であり、宋代には三人ま とめて状元と呼ぶか、首席は状元、二位及び三位はともに榜眼 と呼ぶのが一般であった。状元の名は唐代に始まり、合格者の 名を並べた奏状の筆頭、つまり状の元が原義という。一方、榜 眼は発表の高札(榜)に状元の傍らに両眼のように並んでいる ことに由来し、探花の名は、唐代、進士に及第した者を対象とす る祝宴で、進士の最年少者に都の庭園から牡丹の花を探して 持ってこさせたことから始まったとされる。 −窓を閉じてお戻り下さい−




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